怒らずにいること
「怒らない子育て」本当に理想です。
心配事があると些細なきっかけで怒りが爆発します。
ご存知の方もいらっしゃいますが、我が家の次女は先天性の足の障がいがあります。
見た目や普段の行動からはあまりそれが分かりませんが(整形専門や、その障がいを経験された方以外の皆さんにはほぼそう言われます)、運動機能に注意がいるため、高いところから降りる時や、飛んだり跳ねたりする際の着地や歩行、走行、停止時にぐらつきます。
ですので、思わぬところでくじく形で転びます。
今朝も夫の見送りのため玄関に行き、次女は土間のベンチソファーに上がり一人上機嫌でした。
ふと目を逸らした瞬間に、そのベンチソファーからガタッという音と共にフローリングへ転げ落ちました。ソファー横の観葉植物を避けて飛び降りようとしたのかもしれません。戦闘モノが好きな子なので、きっとカッコよく着地出来ると思ったのでしょう。
着地時におそらく足の甲が下がったままでしたので前へ転んだのです。
次女の行動や思考を理解するものの、ケガに繋がる可能性が多いのでそのようなことがあった時にはどうしても叱ってしまいます。
「怒ることをやめる」ことを意識して思考の変化を少しずつ進めて行けていると思いながらも、今朝のような咄嗟の出来事の時は怒らずにいようとする自分と、今きつく叱った方が良いと思う自分の両方で、この数分間で精神がどっと疲れます。
怒っても怒らなくても同じ「時間」が過ぎるのであれば、怒りたくないです。平穏な心が幸せをもたらすからです。
そんなことを思っていたら、キッチンのアイランドに置いてある次女の母の日の作品に目が止まりました。
次女のプリスクール時代の工作です。
「Happy Mother's Day」
新居に引っ越して2年半が過ぎましたが、この作品がこれまで毎日同じところに置いてあったのにこの素敵な言葉を胸に留めることなく過ごしていたのだと気がつきました。
私はいつのまにか深く考え込む癖があるので、気がつかなければ顔が怖くなりがちです。
「Happy Mother's Day」は、今日から私が笑顔&怒らずに時を過ごすためのアファメーションです。
子どもの成長している面に喜びを感じるように、私も自分の弱点を克服していく過程を喜んで生きて行くのを楽しみたいと思います。
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